お世話になります。
ZEROの鈴木です。
前回に続けて工事の様子をお伝えしたいと思います。
シートでの囲いができたので、内装材の撤去を進めます。
この工程は完全に手作業になります。
いろんな工具を使い人力で解体していきます。
何故、手作業でないといけないのか?
それは廃棄物を分別しないといけないからです。
建物を解体すると様々な廃棄物が発生します。
内装材だけでも主な物で 木、石膏ボード、グラスウール(断熱材)、クロス等
建物全体になると上記に加えて コンクリートガラ、鉄屑、廃プラスチック類、タイル、ガラス等
多種多様な建材で作られた家ですから、多種多様な廃棄物が発生する事になります。
それを処分するに当たって分別しなくてはいけないのです。
では何故、分別しないといけないのか?
それは廃棄物をただ捨てるのではなく、「リサイクルしよう!」という事です。
廃棄物を最終処分場と呼ばれる埋立施設に全て持ち込んでしまうと
あっと言う間に処分場がいっぱいになってしまいます。
そこで中間処理場と呼ばれる施設で選別、破砕などを行いリサイクル、再利用して
少しでもゴミを減らそうとエコな取り組みなのです。
木屑なら燃料や紙の原料に、コンガラは再生路盤材、鉄屑はまた鉄の原料になります。
限られた資源を大切に使う素晴らしい取り組みですね。
しかし、分別した廃棄物を中間処理場に持ち込むといっても、処分代は当然かかります。
なので内装解体は人件費、廃棄物の処分費など費用のかかる作業なのです。
解体工事をお考えの方はご理解いただき、業者選びをしてほしいと思います。
もちろんZEROは廃棄物を適正な価格で、適正に処分していますので安心してご依頼ください。
きれいになりました。
これでいよいよ重機の登場です。
ですが、続きは 「解体工事 その3」 で。