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徹底した後工程への配慮

【後工程とは】

「後工程への配慮」とは、建築や解体、設備工事など複数の工程が連携する現場において、自分たちの作業が次に作業する担当者や業者へ与える影響を考え、より良い現場環境や工程の流れを実現するための心配りを指します。業界全体での重要なマナーであり、工事の品質や効率、安全性、全体の満足度を左右する大切な考え方です。

解体現場での“仕上げ”への配慮

当社では、建築解体後の現場が次の工事業者にとって作業しやすい状態となるよう心掛けています。例えば、基礎や床面に不要な凹凸やガラが残らないよう徹底して清掃・整地を実施。また、解体範囲の明確なマーキングや、隣接構造物の保護措置も念入りに行い、次工程の安全でスムーズな作業につなげています。

設備撤去時の“配管・配線”整理

機械設備の解体撤去では、残置される配管・配線が次の施工業者にとって分かりやすいよう、端末のマーキングや仕分け表示を徹底しています。既存設備との接続部の養生や、撤去箇所の簡易な仮復旧も行い、後工程の調査・施工時のトラブル防止と工期短縮をサポートしています。

近隣・現場関係者との連携と情報共有

工事前後の現場打ち合わせや、工程ごとの注意事項を関係各所と共有し、作業スケジュールや搬出入経路の調整も積極的に行っています。これにより、現場での混乱や無駄な手戻りがなくなり、全関係者が安心して作業を進められる環境づくりを推進しています。

安全・環境への配慮も“後工程”の一部

騒音・粉じん・廃材の飛散防止策を徹底し、現場周辺の清掃や仮囲いの点検も定例業務としています。これにより、次の業者や地域住民の方々への負担を最小限に抑え、安心して次工程にバトンタッチできる現場運営を実現しています。

【まとめ】

「後工程への配慮」は、工期短縮や品質向上、現場の安全性・円滑な人間関係づくりなど、現場全体に多くのメリットをもたらします。株式会社ZEROでは、こうした配慮を全従業員で共有し、日々の現場教育にも積極的に取り入れています。今後も“つなぐ現場力”を大切に、地域と業界の信頼に応える企業であり続けます。


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