🏗️ アスベスト含有建材の見分け方と安全な除去プロセス

安全な解体工事のために知っておくべき重要な知識

💡 この記事のポイント

• 建築年代別のリスク判定で素早く判断
• 視覚的な特徴で現場での見分け方をマスター
• 安全な除去プロセスで法令遵守と安心を両立
• 費用の目安で計画的な工事準備が可能

🚨 はじめに：見えない危険から身を守る

建物の解体工事を検討する際、多くの方が気になるのが「アスベスト（石綿）」の存在です。1970年代から1990年代にかけて、日本では多くの建材にアスベストが使用されていました。現在では健康への影響が明らかになり、適切な処理が法的に義務付けられています。

「うちの建物は大丈夫？」
そんな不安を抱える方も多いでしょう。今回は、アスベスト含有建材の見分け方から安全な除去プロセスまで、専門業者である株式会社ZEROの視点から分かりやすく解説します。

🔍 アスベスト含有建材の見分け方

建築年代で判断する基本的な目安

まず押さえておきたいのが、建築年代による判断基準です。

⚠️ リスクレベル別 建築年代チェック

期間	リスクレベル	詳細
1975年〜1990年	🔴 高リスク	アスベスト含有建材が広く使用された期間
1970年〜2006年	🟡 要注意	段階的規制により一部建材に含有の可能性
2006年以降	🟢 安全	アスベスト使用全面禁止以降

視覚的な特徴で見分けるポイント

🏠 チェックポイント一覧

【屋根材】 ✅ スレート屋根：表面がざらざら、灰色の波板状
✅ セメント瓦：厚みがあり、表面に小さな穴
✅ 劣化サイン：ひび割れ、色あせ、苔の発生

【外壁材】
✅ 窯業系サイディング：板状で継ぎ目にシーリング材
✅ モルタル外壁：凸凹した吹き付け仕上げ
✅ ALC：白っぽい軽量な外壁材

【内装材】
✅ 天井材：吹き付けされた白い天井
✅ 床材：Pタイル、長尺シート
✅ 配管周り：グレーや白い保温材

⚠️ 特に要注意！高リスクエリア

場所	理由	チェックポイント
機械室・ボイラー室	耐熱性建材を多用	配管周りの保温材
駐車場・倉庫天井	吹き付けアスベスト使用頻度高	白い吹き付け天井
エレベーターシャフト	防火・遮音目的で使用	壁面の仕上げ材

⚠️ 【重要】絶対にやってはいけないこと

🚫 素人による確認作業

アスベストの疑いがある建材を、知識のない方が直接触ったり、削ったりするのは絶対に避けてください。飛散したアスベスト繊維を吸い込む危険性があります。

🚫 自己判断での工事開始

「古い建物だけど、見た目は大丈夫そう」という自己判断は非常に危険です。目に見えないレベルでアスベストが含有されている可能性があります。

🧪 正確な判定：アスベスト事前調査の重要性

法的に義務付けられた事前調査

2022年4月から、解体・改修工事前のアスベスト事前調査が法的に義務化されました。

📋 調査の標準フロー

ステップ	内容	期間目安
①書面調査	設計図書や過去の調査記録の確認	1-2日
②現地調査	建材の使用状況を専門家が目視確認	1日
③分析調査	建材サンプルを採取し専門機関で分析	1-2週間

調査費用の目安

💰 建物規模別 費用一覧

建物種別	費用目安	備考
🏡 一般住宅	5万円〜15万円	木造・軽量鉄骨造
🏢 中規模建物	15万円〜50万円	店舗・小規模オフィス
🏭 大規模建物	50万円〜	工場・大型施設

調査費用は建物の規模や複雑さによって変動します。株式会社ZEROでは、お客様のご予算に応じた最適な調査プランをご提案いたします。

🛡️ 安全な除去プロセス

除去工事の基本的な流れ

🛡️ 6ステップの安全除去プロセス

ステップ	作業内容	安全対策
STEP 1	工事計画の策定	建材の種類・量・場所を特定
STEP 2	近隣への配慮	住民説明会・安全対策の説明
STEP 3	作業エリアの隔離	プラスチックシート・負圧装置設置
STEP 4	専門作業員による除去	有資格者・適切な防護服着用
STEP 5	廃棄物の適正処理	法令遵守・認定処分場での処理
STEP 6	清掃・確認	エリア清掃・飛散状況最終確認

安全対策のポイント

👥 作業員の安全管理

• ✅ 防護服、防護マスク、手袋の完全装備
• ✅ 定期的な健康診断の実施
• ✅ 専門研修を受けた有資格者のみが作業担当

🌪️ 飛散防止対策

• ✅ 負圧装置による空気の管理
• ✅ 二重・三重の隔離シートによる封じ込め
• ✅ 湿潤化による粉塵の発生抑制

🚛 廃棄物処理

• ✅ アスベスト含有廃棄物専用の容器使用
• ✅ マニフェスト（産業廃棄物管理票）による追跡管理
• ✅ 認定処分場での適正処理

💰 除去工事の費用について

費用に影響する要因

💡 費用変動の主要因子

要因	影響度	詳細
建材の種類	★★★	吹き付け > 保温材 > 成形板の順で高額
作業面積	★★★	除去面積に比例して費用増加
作業難易度	★★☆	高所・狭小空間は安全対策費が追加
廃棄物量	★★☆	処分費用は除去量に応じて変動

費用の目安

💰 レベル別 除去費用一覧

レベル	建材種類	単価目安	特徴
レベル1	吹き付けアスベスト	15,000円〜85,000円/㎡	最も危険・高額
レベル2	保温材・断熱材	10,000円〜30,000円/㎡	中程度のリスク
レベル3	成形板	3,000円〜10,000円/㎡	比較的安価

⚠️ 上記は一般的な目安です。現場の状況により費用は変動いたします。

🤝 株式会社ZEROの安心サポート

🌟 充実のサポート体制

サービス	内容	メリット
📞 無料相談窓口	専門スタッフが丁寧に対応	不安解消・適切なアドバイス
🔍 適正価格での事前調査	必要最小限で正確な判定	コスト削減・確実な安全確保
📋 ワンストップサービス	調査〜処理まで一貫対応	手続き簡略化・責任の明確化
🏠 アフターフォロー	工事完了後も継続サポート	長期的な安心・信頼関係

✅ 株式会社ZEROが選ばれる4つの理由

🏆 豊富な実績
三重県内で数多くのアスベスト除去工事を手がけてきた確かな実績

👨‍🔬 有資格者による作業
石綿作業主任者をはじめとする専門資格者が多数在籍

🔧 最新設備
高性能な負圧装置や測定機器を完備し、安全性を最優先

🏘️ 地域密着
三重県内のお客様に寄り添った丁寧なサービスを提供

📞 お問い合わせ・無料相談

アスベストに関するご不安やご質問は、お気軽にご相談ください

📍 対応エリア：三重県全域・東海エリア
⏰ 受付時間：平日 8:00〜18:00
💬 相談方法：電話・メール・現地訪問

✨ 初回相談は無料です。専門スタッフが丁寧にお答えいたします。

📝 まとめ：安全第一で進める解体工事

アスベストの問題は、正しい知識と適切な対応により、必ず解決できます。
重要なのは、疑いを感じたらまず専門業者に相談することです。

🌟 安心して解体工事を進めるための4ステップ

ステップ	内容	ポイント
1️⃣	建築年代による基本判断	1975〜1990年は特に要注意
2️⃣	専門業者による正確な事前調査	2022年4月から法的義務化
3️⃣	法令に基づいた適正な除去工事	有資格者による安全な作業
4️⃣	信頼できる業者選び	実績・資格・地域密着を重視

株式会社ZEROは、お客様の安全と安心を最優先に、アスベスト問題の解決から解体工事の完了まで、責任を持ってサポートいたします。

お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。

株式会社ZERO｜三重県を中心とした東海エリアの総合解体工事
📞 お問い合わせ・無料相談受付中